iPhone4契約時のゴタゴタ part.1

かなり今更だが、憶えているうちにできるだけ書いておこうかな。折角インターネットを手に入れたのだから、こういう企業の態度に対して、消費者は黙っているべきではないのだろう。

友人がiPhone(3Gだけど)を手にしているのを見て、どうしても欲しくなったのは昨年の夏前のこと。そしてちょうど、確か6月下旬にiPhone4が日本発売された。初期ロットの不良だとかいろんなことがあって暫く躊躇していたけれど、8月に入って購入を決断した。そして1ヶ月後に入手するまで、なかなかに奔走させてくれました。因みに最初から16GB狙い。因みに因みに、新規契約ではなくSoftbankの3Gガラケーからの機種変更。

その頃のiPhone4は生産が追いついていなかったらしく(?)、どの店舗に行っても予約から入手まで1ヶ月以上かかるという状況だった。それでもできるだけ早く手に入れるため、ネットでの情報を見ながらいくつかの家電量販店に電話で問い合わせてみた。その結果を総合すると、家から少し離れたところにある大手量販店Yの「16GBなら2週間程度で渡せる」という回答が一番早そうだったので、そこに予約をしに行った。

感じの良い同年代と覚しき男性スタッフが対応してくれて、ある程度説明を受けた上で、予約・仮契約。俺の分を入荷次第、連絡を寄越してくれるとのことだった。そこまでは全く問題なかったけれど、その後のSoftbankAppleの対応が酷かった。

まず、2週間経っても店からの連絡が全くない。
待ち続けて3週間に入った辺りでこちらから店に問い合わせてみると「Appleの工場での生産が予定より大幅に遅れていて、次の入荷がいつになるか分からない」とのこと。それならそれが分かった時点で客にも連絡を入れるべきなのではないかと思いつつ、仕方ないのでとりあえず終話ボタンを押す。

他の店に予約を乗り換えようかと、改めていくつかの店舗に問い合わせてみる。でも結局は2週間〜1ヶ月は待たされる模様。ついでに、以下のような質問をぶつけてみた。
俺「やっぱりAppleの生産が遅れている影響はどの店舗でも出てるんですか?」
店「え、そんな話はありませんよ?」
俺「実は既に別の店で予約していて、生産の遅れが原因で予定通り渡せないと言われたのですが」
店「私どもは本社から分配されて入荷した商品をお渡ししているだけですので、そのような状況は把握しておりません」
だいたいそんな反応だったと思う。このやりとりをしたのは、確か近所のSoftbankショップのおねーさんだった。

…これは予約先の店舗が嘘を吐いてるのか?
気になったので、販売店ではなく、Softbank本社のカスタマーサービスに問い合わせてみたが、反応はとても冷たい。
SoftbankAppleの事情はわからん」

そんなわけねーだろwwwと思うものの、仕方がないので、Appleに問い合わせてみる。
Apple「そんなことに答えられん」

口調はもちろん違うけど、2社からはそういう意味の回答を頂戴した。
アンサイクロペディアの「たらい回し」の記事を思い出す。あれはマジで秀逸。

いろんなネットの口コミを目にすることはあったけれど、消費者なめてるなーということを実感した。少なくとも予約先の店が嘘を吐いてるのは確実で、そこの売上に貢献するのは悔しい。予約をキャンセルして、別の店で予約し直したのでした。
最初に予約していた店では、一台でも多く自分の店で売りたいからといって、かなり甘い入荷予想を客に伝えて予約させ、その後予定が狂った時には嘘の上塗りで言い訳をしていたということになる。

できるだけ早く手に入れたいという気持ちは確かにあったが、2週間以内に入荷がないと分かった時点で謝ってくれれば、こちらもそんなには気にしない。途中からはクレーマーのような電話をかけるのが楽しくなってしまった気もするが、企業や店にはせめて真摯に応えて欲しいものです。

ここまで書いて気付くが、もっといくらでも簡潔に書けるような。冗長になってしまうのに気をつけなければ。
家電量販店のケータイコーナーにいる人たちはそれぞれキャリア会社の社員だと思うので、このゴタゴタに関してY電機に責任はないのだと思う。関係ないけど、ヤマダ電機って群馬の企業だったんですね。