三省堂書店 千葉そうごう店


千葉そごう9階の三省堂書店。有名な本屋だし、度々通っているがある気がしていたが、実はあまり行ったことがないことに気付いた。Wikipediaを見ると、創業は1881年明治14年)。そんなに歴史ある本屋だとは知らなかった。創業者・亀井忠一は日本の辞書の礎を築いたという。へー。
そごう千葉店の9階には他にも様々な店が入っているが、「こだわり趣味の街」と称してレトロな外観に統一されている。三省堂の外側の壁も赤煉瓦造りのような見た目になっている。

そんな三省堂のこの店舗は、千葉の本屋の中ではそこそこ広い方だと思う。入り口はいくつもあるが、店内入ってすぐの所に『ニーチェの言葉』の大きなポップが置いてある。他の本屋では見たことがないものだ。かなり丁寧な作りに見えたが、手作りなのかな。ちゃんと立ち読んだことないけど、面白いのかな。先にニーチェ入門読まなきゃ。

また店舗中央奥には、「えほんのひろば」という名前で児童書コーナーが設けられている。他の店でも思うが、児童書コーナーの本棚は大胆に低くすればいいのに。棚の上の方に絵本が展示してあったが、ママさんですら見辛い位置だったのではないか。

更に「ブックス&カフェ」という店が併設されており、美味しいコーヒーを飲みながら柔らかい椅子でゆっくり本を読める。uccのロゴが大きく出てたのは何なんだろ。

書籍の検索システム。割りと使い易い。本の詳細のページまで進むと、表紙の画像や目次なども見れるのは面白い。地図による店舗内の場所表示はない。しかし本棚に通し番号が付いていて分かり易かった。国内の書籍のオープンな総合的データベースを、誰か作らないのかな。

ケータイ用の在庫検索サイトもあるようだ。iPhoneQRコードを読み取るアプリを入れてなかったので試すことができなかった。この店に限らないけど、QRコードはもっと大きく、スキャンしやすい位置に貼り出すべき。


・驚いたことに、電撃文庫を始めとするライトノベルの類が一切置かれていなかった。狼と香辛料の最新刊買いたかったのに。今時、ラノベは売れ筋の一つだと思うんだが、そごうの客層にはマッチしないのかな。
三省堂は店舗ごとにブログがあり、イベントなどの情報発信をしているらしい。のぞいてみると、ちょいちょい作家なども呼んでいる。やっぱり千葉駅周辺では最大なのか?